この評価で、傘がどれくらい太陽の熱を遮ってくれるのかを調べることができます。
遮熱効果率が高いほど、傘の下は涼しくなります。
- 傘がない時と傘がある時で、温度がどれだけ違うかを計算します。
- 遮熱効果(℃) = 傘がない時の温度上昇 - 傘がある時の温度上昇
- 遮熱効果率(%) = 遮熱効果(℃)/ 傘がない時の温度上昇 × 100
<例えば>
傘がない時の温度上昇が37℃で、傘がある時の温度上昇が5℃だったとします。
遮熱効果(℃)= 37℃ - 5℃ = 32℃
遮熱効果率(%)= 32℃ / 37℃ × 100 = 86.5%
となります。
傘の遮熱性評価は、JIS L 1951に準拠した遮熱性試験とは試験方法が異なります。
この試験は、傘製品になった状態での遮熱効果を率で表すことを目的としています。