耐風性能

屋内型耐風試験機による耐風性能テスト

耐風試験に関しては、公的な規格基準がありません。

アンベル社では以下の試験方法および基準で耐風性能テストを実施しています。

 

試験方法および基準

  1. 傘を開いた状態で下記条件にて中棒下端を専用治具に固定し、傘に対し整流された風を送風機により送風する。
  2. 風速15m/sまで加速して1分間保持する。
  3. 骨各部及び中棒に亀裂、破損、著しい変形がない事及び縫製に使用上支障のある異常の有無を確認する。
  • 条件:0度(中棒を風上側に水平に傾けた状態)、必要に応じて、45度、90度、135度、180度で実施。

 

その他の性能テスト

傘の特性に応じて、以下の性能テストを実施します。

  • 反り返り強度:傘を開いた状態で135度に傾け、最大15m/sまで徐々に加速し2秒間保持する。傘が反り返る(おちょこ)速度を記載する。
  • 繰り返し強度:開閉操作を実施し異常がないことを確認後、傘がおちょこになる速度で送風する。送風下で傘を広げ、おちょこにした後、傘を閉じる。この操作を100回繰り返す。

 

試験機の基本性能

  • 風速:0~15m/s
  • 風の幅:直径80cm
  • 風の高さ(地面より):105cm~185cm

 

屋外での耐風性能テスト
風速15m/sを超える耐風性能試験は、屋外にて最大風速30m/sで試験を実施します。