傘のはじきは、傘の開閉状態を固定するための小さな部品です。目立たないパーツですが、傘を快適に使うためには欠かせない存在です。中棒に設けられた溝に組み込まれており、バネの力で親骨を固定することで、傘を開いた状態、または閉じた状態を保持します。
はじきは、傘の中棒に取り付けられる位置によって、2つの種類に分けられます。
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上はじき: 中棒の上部に位置し、傘を開いた状態を保持します。
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下はじき: 中棒の下部に位置し、傘を閉じた状態を保持します。
はじきの形状は、傘の種類や構造によって異なります。
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板はじき: 板状のシンプルな形状で、多くの傘に採用されています。
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線はじき: 線材を曲げて作られたはじきで、高級傘に多く見られます。
<補足>
折りたたみ傘の場合、中棒の途中に「中はじき」と呼ばれるはじきが追加されることがあります。中はじきは、傘を折りたたんだ際に親骨を固定し、コンパクトに収納するためのものです。
はじきは、小さな部品ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
- 汚れの除去: 埃や汚れが付着した場合は、柔らかい布で拭き取りましょう。
- 錆びの防止: 錆びが発生した場合は、錆止め剤を使用しましょう。
- 破損の確認: はじきが破損している場合は、交換が必要です。
アンベルの傘は、高品質な素材と丁寧な製造工程により、耐久性に優れたはじきを採用しています。
傘を長く愛用するためには、はじきの状態にも気を配り、適切なメンテナンスを行うことが重要です。