傘の回転トルク試験
傘を左右に振ったり、回したりして水滴を落とすことはよくあるでしょう。
実は、この動作で傘には大きな負担がかかっています。
この試験では、傘がそのような日常的な動作に耐えられるかどうかを調べます。
試験の手順
合格・不合格の基準
お客様に長く愛用していただけるよう、日々の品質管理を徹底し、より良い製品づくりを目指しています。
回転トルク試験の合否は、中棒(シャフト)の素材、外径、肉厚が大きく関係します。
種類 | 外径 | 肉厚 | |
スチール(鉄) |
親骨の長さが55cmまで | 10mm未満 | 0.45mm以上 |
10mm以上 | 0.40mm以上 | ||
親骨の長さが55cm〜70cmまで | 10mm未満 | 0.50mm以上 | |
10mm以上 | 0.40mm以上 | ||
アルミニウム合金 | 8mm | 1.00mm以上 | |
10mm | 0.65mm以上 |
※許容誤差:外径の呼び寸法マイナス0.25mm/肉厚マイナス0.02mm