傘を閉じた際に、傘布をまとめて固定するための帯状の留め具のこと。
ネームバンドは、傘をコンパクトに持ち運べるようにするだけでなく、傘布を保護する役割も担っています。
単なる「ひも」と思われがちですが、傘の使い勝手や美観に影響を与える、意外と重要なパーツです。
ネームバンドの役割
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傘布の固定:閉じた傘布をまとめ、広がらないように固定する。
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持ち運びやすさの向上:傘をコンパクトにまとめることで、持ち運びやすくする。
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デザイン性:傘のデザインのアクセントとして、様々な素材や色、柄のネームバンドが使われている。
ネームバンドの種類
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胴ネーム:傘布全体をまとめるための、長いネームバンド。
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口ネーム:露先をまとめるための、短いネームバンド。
ネームバンドの素材
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共布:傘布と同じ素材、またはそれに近い素材が使われることが多い。
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グログランテープ:企画によって横うね模様が特徴のリボン状のグラグラんテープを使う場合もある。
豆知識
- ネームバンドは、使用しているうちに緩んだり、破損したりすることがあります。
- ネームバンドが破損すると、傘布が固定できなくなり、持ち運びに不便になります。
- ネームバンドは、傘のデザインに合わせて、様々な素材やデザインのものが使われています。
- 元々は、傘の所有者が名前を書くための布だったことから、「ネームバンド」と呼ばれるようになったという説があります。
ネームバンドは、傘の使いやすさを左右する、小さな部品ですが、重要な役割を果たしています。