傘の輸入、2023年の最新を含む1988年まで遡ったデータをまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
参考:傘の輸入統計
ここから先は個人的な雑感や推測をアウトプットしていきます。
- 直近4年間の平均輸入数は8,000万本弱
- 輸入数量は減少傾向だが、2023年の輸入金額は過去36年中で2位
- 2023年の輸入平均単価は過去36年で最高
- 折りたたみ傘の平均単価は直近5年連続上昇
- 2023年の平均為替 140.49円だったが、1990年はもっと円安の144.79円だった
- 折りたたみ傘の需要は大きなブレがない
- 輸入金額と為替はある程度連動すると推測していたが、2023年は為替変動幅を超えた上昇を示している
- 金額で見た場合、長傘と折りたたみ傘とでは、54%:46%となっており、折りたたみ傘比率が上昇している
こうやって書き出していると、近年は折りたたみ傘の輸入数量・金額が上昇しており、変化を感じます。
傘メーカー各社、機能的な折りたたみ傘をリリースしていますし、猛暑の影響で晴雨兼用傘・日傘の高単価な製品が売れていることも影響していると推測されます。
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<ご注意事項>
数字に関しては財務省貿易統計から調査したもので、2024年2月現在のものであります。
修正申告等で数字が変わる場合がありますので、あくまで参考程度として捉えてください。
正確な数字は、直接財務省貿易統計から直接調査をお願いします。