傘のOEM 2023年版 最新情報

コロナも落ち着き、マスク解禁となりました。

それに伴い傘のOEMに関するお問い合わせが増えております。

そこで、ここ最近で変わってきたOEMに関する生産背景などをお伝えしていきます。

為替が厳しい

ご存知の通り、2022年春より円安傾向が続いております。

傘は基本輸入(主に中国とカンボジア)が多いため、為替によるコストアップ傾向となっています。

原材料高騰傾向も含め、従来より2-3割原価がアップしています。

納期が長い

従来よりプラス1ヶ月、納期が長くなっている傾向です。

主に材料(生地や骨)関係の納期が長く、中国でのコロナ影響、それに伴う人材不足等、様々な理由が絡み合っております。

生産におよそ4ヶ月くらいかかり、また正式ご発注までのサンプルやりとり、修正等も時間がかかりますので、傘のOEMを計画される場合は、キックオフから着地まで、少なくとも半年位のスパンでお考え下さい。

 

また納期を短くする方法としては、アンベル社のオリジナルプロダクトの生地や骨のロットに相乗りしていただく場合があります。サンプル確認期間や準備済みの材料を使っていただくことができます。

既製品在庫にシルクスクリーンプリントやピスネーム付けの加工を国内で対応しておりますので、お問い合わせ下さい。

小ロットは作りにくくなった

アンベル社では基本MOQ(Minimum Order Quantity / 最低発注数)を600本と設定しておりますが、完全なOEMにおいて小ロットは作りにくくなっています。

MOQは、生地のロット・骨のロットが軸となっています。

 

<生地のロット>

メーカーによりますが、1色あたり1,000ヤード(一般的な長傘だと1500本くらい)から3,000ヤードのMOQが必要です。

 

<骨のロット>

メーカーや骨の種類によりますが、概ね2400本のMOQが必要です。

 

傘のOEMに慣れていないお客様にはハードルが高い数字になっておりますが、これが現状です。

アンベル社では、オリジナルプロダクトを生産・販売しておりますので、その範囲のものであれば、材料在庫をストックしている場合がありますので、小さなロットでも対応可能です。

OEM実現方法を検討・提案いたします

上記のような状況で、かなり生産はやりにくい時代になりました。

とはいえ、お客様の実現したいOEMと向き合いますので、どのような傘を作りたいかを固めていただき、お問い合わせをしてください。

お客様の要望が叶うよう、様々な方法やルート・人脈を駆使して対応させていただきます。