アンベル株式会社のホームページへアクセスありがとうございます。
私は代表を務めております辻野義宏と申します。
弊社は2016年4月に創業した、傘OEM専門のアンブレラメーカーです。
2023年2月1日現在、2023年1月期(第7期)の決算が締めに向かっている途中でございます。
まだ完全に締まっておりませんが、今期はほぼコロナ前の売上水準まで戻りそうな気配ですが、円安ダメージが大きく、粗利は平年より下がりそうです。
ここ数年は$1=110円程度で推移していた為替が、130円程度まで円安になってしまったので、ざっくり2割-3割のコストアップは痛かったです。
OEM商品に関しては、お見積もり時の為替レートで計算させていただき、オリジナル商品に関しては、下げ札付け替えコストが大きくなってしまう、また旧価格のものが在庫になってしまうので、一旦価格は据え置きという対応とさせていだたいております。新しい商品からはあるていど為替を反映した希望小売価格にさせていただく予定です。
前期(2022年2月〜2023年1月)を振り返りたいと思います。
OEM案件は復調しつつあるものの、コロナ前よりかは案件は減っている感じがします。
おそらくコロナに関係なく、この今後もこのような傾向が続くと考えております。
一方、D2C事業はコロナ以降好調で、今後はある一定の伸びが予測されます。
2022年の年間輸入数量の日本全体としては、2019年比数量80%というところでとどまっておりますので、業界全体としてもあまりよくない状態であることには変わりありません。
第7期は以下の目標を掲げました。
●認知度の向上
有楽町マルイ「concept shops」や、体験型ストア「b8ta」への期間限定出店を実施。
ECにおいては、Amazonや楽天への出店を秋頃から実施。
一定の新規層へリーチできたのではないかと考えております。
●売上全体の海外比率20%を目指す
これは目標達成できず、おおむね海外比率は17%でした。
まだ海外の物流網が完全に復活していないというのもありますが、新規ルートが開拓できなかったのは大いに反省です。
今期の目標(2023.02〜)
①専門性の高いOEM受注
同業他社ができない、専門知識や工夫が必要な傘のOEM受注精度を高めていきます。
これはアンベル社のノウハウ的な部分になるので、詳しくは書けませんが、ノウハウがあるからこそ作れる機能性傘を中心に展開していきます。
②D2Cの拡大
前期末から実施してしているAmazonや楽天などへの展開拡大。
Makuakeにおいては、期中に新商品を6-7アイテム出品予定です。
お客様に伝わる画像やプロダクトページを作成していきます。
③海外売上比率20%以上を目指す
海外売上については数年言い続けていますが、未達の売上比率20%以上を目指していきます。
これからもアンベル株式会社は傘の専門性を高め、OEMのリーディングカンパニーを目指し成長を続けていきます。
よろしくお願い致します。
CEO 辻野義宏