CORDURA®Fabricを使った71g超軽量傘の発売開始

概要

洋傘の企画・製造・販売を手掛けるアンベル株式会社(本社:名古屋市中区丸の内、代表取締役:辻野義宏)は2022年2月1日(火)10時から、71gの超軽量折りたたみ傘 ”pentagon×CORDURA®Fabric” を、自社サイトにて発売開始いたします。

20デニールの極薄コーデュラファブリックとカーボンファイバーフレームの超軽量折りたたみ傘ペンタゴンを組み合わせる事で、約71グラムの超軽量級ながら丈夫でスリム、そしてコンパクトな折りたたみ傘を開発しました。

CORDURA®Fabricとは

米国繊維大手インビスタ社が開発した CORDURA®Fabric は高密度かつ軽量でありながら、摩耗や引裂きに強い耐久性を持つナイロン素材。

pentagon×CORDURA®Fabricには20デニールの極薄素材を用いています。また撥水加工済みですので、雨の日に安心してご使用いただけます。

試験項目 試験方法 試験結果
引裂強さ(N) JIS L 1096 D法 たて 10.6
よこ 9.15
滑脱抵抗力(mm) JIS L 1096 B法 たて 1.6 2.3
荷重 49.0N 117.7N よこ 0.9 1.2
摩耗強さ(回) JIS L 1096 A-1法 40

20デニール極薄軽量素材

透け感のあるタイツに使われるほどの糸の太さである、20デニールという極細の糸で織り上げ、一般的な生地とくらべ50%以上の軽量化を実現しました。

参考までに平均的な日本人の髪の毛の太さは50~60デニール程と言われています。

高密度でしなやかな風合い

極細の繊維でも1インチ四方あたりに343本の糸が入っており、高密度な繊維です。

生地の風合いはしなやかでコシがあり、折りたたみやすい生地となっています。

より安全なC6フッ素系撥水剤

”pentagon×CORDURA®Fabric” の撥水加工はより安全なC6フッ素系撥水剤を使用しています。

通常傘の撥水加工にはフッ素化合物(PFC)が使われていますが、近年は安全性に対する懸念の高まりから、C6フッ素系撥水剤に置き換える動きが世界的に強まっています。

71gの超軽量折りたたみ傘

一般的な折りたたみ傘のフレームに使われる素材はスチールやグラスファイバーが多く、同等サイズの重量は約200グラム〜250グラム位です。

”pentagon×CORDURA®Fabric” は傘フレームにカーボンファイバーとアルミニウムを使用し、71グラムという軽さを実現しました。

超軽量耐風フレーム pentagon

傘は軽さを求めると、ちょっとした風で傘フレームが折れてしまう場合があります。

”pentagon×CORDURA®Fabric” は軽さも丈夫さも追求します。

素材の組み合わせやパーツサイズを最適化し、風速15m/sにも耐える傘フレーム構造になっています。

軽さと丈夫さを兼ね備えた素材

フレームの親骨と受骨部分には原材料日本製のカーボンファイバーを使用。

カーボンファイバーは軽量かつ丈夫な素材として航空機にも使われている、ハイテクな素材です。

シャフトと補助骨にはアルミニウムを採用しています。

ポリカーボネート樹脂を使用

傘フレームのジョイント樹脂パーツの一部にはポリカーボネート樹脂を使用。

ポリカーボネート樹脂はプラスチック中で高い耐衝撃性をもつエンジニアリングプラスチックです。

スペック

傘生地の素材:ナイロン100%

親骨サイズ:50cm

使用時サイズ(直径×全長):約82×47cm

収納時サイズ(直径×全長):約3.5×21cm

重量:約71グラム

Olive
Olive
Navy
Navy
Khaki
Khaki

発売内容

発売日:2022年2月1日 (火)AM10時〜

発売場所:https://www.umbrella-store.net/collections/pentagon-cordura-fabric

商品名:pentagon×CORDURA®Fabric

カラー:オリーブ、ネイビー、カーキ

税込価格 ¥5,720(本体価格 ¥5,200)

※カーボンファイバーフレームは弾力性のある素材ですが、瞬発的な力がかかるとジョイント部分が折れてしまう場合があります。傘を開閉する際はゆっくりと操作してください。

※企画設計は日本、生地原産国は日本、縫製は中国で行っています。

※製品にはバラつきがあり、表記しているサイズや重量と実際の商品とで1%程度の差がある場合があります。

※各試験データは量産品から無作為に抜き取り検査を実施しており、ロットの全てを保証するものではありません。

※耐風試験は傘フレームの強度を客観的に確認するためであり、強風時に傘が壊れないことを意味するものではありません。

※強風時に傘の使用を推奨するものではありません。

※試験方法は傘を開いてシャフトを垂直にした状態で固定し、風速を最大15m/sまで増速し1分間送風します。傘骨各部に亀裂・破損・破断などの異状の有無を目視によって確認します。

メディア掲載

2022.02.04 追記