2021/08/25公開
「日傘は1年でUVカット効果が落ちる」は本当?男性の日傘選びの意外なポイントとは
https://biz-journal.jp/2021/08/post_246716.html
の記事取材として協力させていただきました。
主に男性向け日傘選びのポイント、機能表示の見方について、専門家としてコメントしています。
特に「UVカット」「遮光」「遮熱」の違い、また遮光率「99.99%以上」なのに、なぜ「100%」と表示しないのかなども、誤解が生まれないように慎重にコメントさせていただきました。
ぜひ記事を読んでいただければと思います。
補足として
記事内で、「UVカット効果が落ちる」という部分があるのですが、これは傘の内側にPUコーティングや遮光フィルムをボンディングした商品のUVは落ちにくい、一般的な晴雨兼用のUVカット効果は落ちやすいと捉えてください。
ただ比較の問題であって、一般的な晴雨兼用傘であっても1年で効果がなくなるようなものではなく、使用頻度にもよります。また生地メーカーの作り方や品質にも左右されるもので、私の一般的な認識では2-3年は問題なくUV効果が期待できます。
●UVカット加工していても、経年劣化でUVカット効果が落ちやすい
●裏面がコーティングされている傘はUVカット効果が落ちにくい
ただ生地そのものにUVカット効果がありますので、UV加工の有無に関わらず、UVはカットしてくれます。
特に黒や紺の濃色系は元々UVカット効果が高いと言われています。
しかし濃色系にはデメリットがあり、長時間使うことで生地に熱を溜めてしまいます。
日傘を使う目的がUVカットではなく、遮熱効果を高めたい場合は、表は白っぽい色・裏は黒コーティングになっている生地の日傘がおすすめです。