台湾のクラウドファンディング 第二弾開始しました

嘖嘖zeczecのスクリーンショット
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台湾のクラウドファンディング嘖嘖zeczecにて、「完全遮光傘 HEATBLOCK」の募集を開始しました。

アンベル製品としては2回目のエントリーです。

ちなみに前回は超軽量自動開閉傘VERYKALで募集をし、現レートで約332万円分の応募がありました。

(参考:比 iPhone 11 還輕!VERYKAL 超極輕一鍵式自動折傘

今回出品している製品がどのようなものなのか?解説していきます。

<遮光率100%の生地>

最近日傘といえば、遮光率100%、99.9%以上など遮光性を謳った商品が増えています。

HEATBLOCKの生地は遮光率100%の生地を採用しています。生地が破れたりしない限り、遮光効果は半永久的です。

遮光性の高い製品には、(1)ポリウレタンをコーティングしたものと、(2)遮光フィルムと生地を貼り付けたタイプ、の2種類があります。

(1)は使用していくと、経年劣化によりコーティングが剥離していく場合があります。剥離した部分には光が差し込みますので、遮光効果は一定ではありません。またコーティングの風合いは粘着性があるものが多く、光沢がある場合もあります。

(2)は前出の紹介通りで、遮光フィルムを生地に貼り付けたものなので、剥離することはなく、生地が破れたりしない限り、遮光効果は半永久的です。

遮光性が高いと、遮熱性も高くなり、遮熱率は33%〜49%です。(カラーによって異なります)

<超軽量の自動開閉フレーム>

この日傘のフレームは自動開閉と呼ばれるものを採用しています。

ハンドルのボタンを押せば開き。もう一度ボタンを押すと閉じる構造になっている、いわゆるジャンブ式の折りたたみ傘です。(シャフトは手動で収納します)

さらにフレーム素材はカーボンファイバーとアルミニウムを主な材料として使っており、遮光フィルム生地を採用した54cmサイズの自動開閉フレームならば、世界最軽量級の軽さです。

<台湾への出品について>

台湾は日本と比べ、暑い時期が長い国です。

私自身も時々台湾への出張をしますが、日傘は台湾においてマストアイテムのひとつのようです。

しかし遮光フィルムを使った日傘はあまり普及しておらず、雨傘に近いものを使っているのが大半ではないかと感じました。

日傘を頻繁に開閉するのであれば、開閉動作がラクな自動開閉タイプが最適と考えました。

<募集終了まであと45日>

本日時点で、募集終了まであと45日です。

ぜひ台湾の方には、日本で企画設計された日傘を体験していただきたく思います。

【2020年11月26日追記】

2020年11月より第三者検査機関の品質検査ルールが変更となり、従来「遮光率100%」とエビデンスが出ていたものが、同じ品質であっても「遮光率99.99%以上」という表記に変更となりました。したがって、「完全遮光」や「遮光率100%」といった表示ができなくなりました。

参考:ブログ「完全遮光」や「遮光100%」といった表示をやめます


この記事を書いた人
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Yoshihiro Tsujino / Amvel inc. CEO

1992年、創業明治17年の傘の老舗企業へ入社。営業→企画へとキャリアを積み、「業界初の安全自動開閉傘」や「風に負けない傘」などを開発し耐風傘ブームを作る。その後、役員へと歩むものの、2016年2月に突然の倒産。2016年4月にアンベル株式会社を創業し、「超軽量折りたたみ傘」などの高機能傘の開発に邁進している。

一般社団法人日本日傘男子協会の理事も務める。