「ジャンプ式折りたたみ傘の事故に注意」という注意喚起が国民生活センターより2019/9/12に発表されました。
この情報は2008年にも発表されており、いまだに問題があるのだと思います。
参考:ジャンプ式や自動開閉式折りたたみ傘の事故-重い後遺症が残るケースも-
※ジャンプ式折りたたみ傘=メーカー側で表現している「自動開閉傘」と同じ意味です。
説明書をよく読んで使ってほしい
メーカーの立場からすると、「説明書をよく読んで使ってほしい」というのが本音です。しかしなかなか面倒で読んでいただけないのが実態だと思います。そこで事故にならないよう、注意喚起を一言で言うと、<シャフトを収納するときは、カチッと音がするまで一気に押し込む> これだけです。
なかなか文章では伝わらないので、写真を用意しました。
操作①
傘のシャフトを収納するときは、写真のように水平にし、両手のひらで傘の先端・末端を支えます。
操作②
その後、ハンドル側に力を入れてカチッというロック音がするまで、一気に押し込みます。
注意喚起で出ているのは、カチッというロック音がする前で手を離すと、シャフトの中に仕込まれているスプリングが一気に反発して、ハンドルが飛び出してしまいます。
また垂直に操作すると、顔に向かってハンドルが飛び出してしまうので、これも怪我の原因になり得ます。
ちなみにアンベル社では、上記のような注意喚起を商品ラベルに表示しています。
動画でもチェックしてください
まとめ
- シャフトを操作する場合は水平に持つ
- カチッとロック音がするまで押し込み、途中で手を離さない
これを徹底していただければ、とても快適に使える商品です。
最近の商品では途中で手を離してもハンドルが飛び出さない安全装置付きのものや、スプリングそのものが軽く操作出来る自動開閉傘がありますので、ご購入の際はどのような機構か確認されることをおすすめします。