日本に輸入される傘のうち約92%(2015年輸入統計より)が中国製となります。
アンベル株式会社においてもほぼ中国製です。
残りはASEANで主にカンボジアやベトナムなど。
次に台湾といったところで、韓国は極僅かという感じです。
中国においては、傘生地・傘骨・パーツ等全て調達可能で、中国国内で組立を含め完成品として出荷する事が可能です。
<中国=品質が悪い>というイメージが一般的かも知れませんが、最近は品質も向上しており、高級品を製造出来る工場は沢山あります。
地域としては、広東省・福建省・浙江省辺りが多いという認識です。
各地域の特徴としては以下の通りです。
広東省・・・業歴の長い工場が多い、コストはやや高め
福建省・・・オールマイティーに工場が揃っており、工場数も多い
浙江省・・・廉価な製品を作っている工場が多い印象、ロットが大きい
傘製造において中国とは密接な関係にある状況です。